現在の整形外科の現状と欠点について

現在の整形外科の現状と欠点について

鍼灸専門学校卒業後、初めは慶応病院のリハビリテーションに研修に入り、休日は千葉の西澤道允先生の所へ師事しました。その後、各診療所や病院に勤務し、夜は当時繁盛していたサウナで働いていました。こうして西洋医学の世界や他の治療法を経験することで様々なことがわかっってきました。

例えば、腰痛で整形外科に行くとまずレントゲン・CT・MRI等で検査を行って医師はその写真を元に患者に腰痛の原因になっている箇所を指して説明します。治療法は、鎮痛剤、けん引、各種電気療法、温・冷湿布、マッサージ運動療法を行い、ひどい場合はブロック注射や手術となります。
確かに脊椎の並びがずれていたり、狭くなって神経を圧迫している所が映し出されているが、その様な状態にまでなったのは、脊柱を支える筋肉やじん帯の力が弱くなって、しかも日頃の片寄った使い方をしてきたからです。永年の姿勢や職業、スポーツ等により脊骨を支える筋肉の左右の力のかけ具合で悪い型になってしまったのです。更に腰痛には、股関節、両下肢の
強弱、長短からくる腰への影響は非常に大きいのです。実は曲げているのは骨ではなく筋肉だったのです。しかし脊椎も腰椎も積み木のようなもので、元に戻すことは可能なのです。

本来整形外科は、その骨と筋肉を診るのが専門分野なのですが、一体何人の医師が直接自分の手で背中、腰、下肢、指先まで触って診る医師がいるでしょうか。そのような医師が非常に少ないのが現状ではないでしょうか。それは、大切な事を見落としていることになります。

最近は筋肉を鍛えることの重要性が言われるようになりました。しかし、具体的に筋肉を見る人はいません。それは、診察や検査から見落としていると言えます。

頭痛、慢性的な肩こり、呼吸器や胃腸の弱い人、腰痛、膝関節痛の方は、一度治療に来てみてはいかがでしょうか?『自分の身体が今どうなっているのか』を知ることができます。
さらに、その人に合ったストレッチも指導いたします。そして、病気になりにくい身体に変えていくことができます。
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